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5人家族のドイツ旅行〜宿泊費を5泊で合計5万円以内に抑える裏技!〜

この記事では、5人家族(夫婦+子供3人)の海外旅行で、ホテルのランクを下げずに宿泊費をグッと安く抑える裏技をお伝えします。

5人家族でドイツに5泊すると旅費がどのくらいかかるのかについては、前回の記事をご覧ください。


2024年のドイツ旅行で実際にかかった費用はこちら。




5人家族の海外旅行にかかる費用の中で、最も犠牲を払うことなく努力次第で出費を抑えることができるのが、この宿泊費です。

努力すれば、5人5泊の合計を約50%〜60%カットできる可能性があります!

この記事で扱うホテルのランク

まずは、この記事で扱うホテルのランクを分かりやすくするために、私の勝手な主観でホテルを以下の4グループに分類します。

高級グループ五つ星程度、一部の四つ星。
JALパックやルックJTB、阪神フレンドツアーなどのお高めのツアーで利用されているようなランクのホテル。
ウェスティン、シェラトン、ヒルトン、マリオット、ケンピンスキー、シュタイゲンベルガー、ラディソンブル、ソフィテル等の高級チェーンホテル。
古城ホテルなど、地元で格式のあるホテル。

中級グループ四つ星程度、一部の三つ星。
阪急トラピックスや、JTB旅物語、日本旅行ベストなどのツアーで利用されているようなランクのホテル。
ノボテル、NH、ベストウェスタン、インターシティ、コートヤード、一部のibis、一部のメルキュール等のホテルチェーン。
比較的設備が新しく小綺麗なホテル。

除外グループ

二つ星程度、一部の三つ星や、薄暗くて古そうなホテル。

番外編グループユースホステル
民泊

裏技を使って5人家族で宿泊すると、場合によってはユースホステルよりも中級グループのホテルのほうが安くなることもあります。

裏技を使わずに中級グループに泊まるのと同じくらいの値段で、裏技を使えば高級グループに泊まれることだって有り得ます。

我が家は貧乏だから駅からかなり遠いボロボロのホテルしか無理、、、と諦めてしまわずに、中級グループや高級グループを目指して努力しましょう!

もう一度言います。
この裏技に必要なのは、努力です!


家族5人、5泊、合計5万円以内とは

この記事のタイトルにある「5人家族の宿泊費を5泊で合計5万円以内」というのは、

中級グループのホテルに4泊+高級グループのホテルに1泊
子供達は3人とも親と添い寝
を想定しています。

※5万円というのはあくまで目安です。
選んだホテル次第で、もちろん5万円を超えることもありますが、裏技の使い方は同じです。

※添い寝は絶対嫌!という人は裏技その1は使えませんので、合計5万円は諦めて裏技その2以降へお進みください。
ドイツのホテルでは、17歳まで子供扱いだったりすることもよくあります。
子供が大きいからと諦めずにとりあえず裏技にトライしてみましょう!

裏技を使わなかったら何円?

裏技を使わずに、一般的な手法で「中級グループのホテルに5泊」を予約した場合の費用を考えてみましょう。

一般的というのは、エクスペディアやbooking.com等のホテル予約サイトで「大人2人+子供3人」の条件で検索した場合のことです。
booking.comの実際の検索画面を引用させていただきながら説明します。
適当に、場所は「ミュンヘン」、滞在日は「8月11日から1泊」、子供の年齢は「6歳、4歳、2歳」、部屋数は「一室」で検索してみました。

5人家族で検索するとこのような結果になります。

5人部屋なんてない旨が表示される

そりゃないですよね、5人部屋のホテルなんて、、、。


ベッドルームがたくさんあるスイートルームが表示される

に、、26万?! スイートルームなら5人部屋あるんですね、、、もちろん1泊の値段です。


ユースホステルが表示される

ホテルではないですが、庶民的な値段で5人泊まれる部屋を表示してくれるだけで有り難いです。
5人一室だと一件も表示してくれない予約サイトだってありますから。
ユースホステルについては、下のほうにある「宿泊費を抑える裏技 番外編」をご覧ください。


2部屋予約してもいいなら選択肢は広がる

お察しの通り、一室に5人共泊まろうとすると、ユースホステルか激烈に高いホテルばかりがヒットしました。

では2部屋に分かれて泊まればどうなるかと言うと、答えは簡単です。
2室分のツインルーム料金がかかります。

中級グループのホテルの場合、夏休みに2室だと確実に1泊合計2万円を超えてしまいます。

※ちなみに、4人家族でもこれと同様の検索結果しか表示されないこともよくありますが、その場合もこれから解説する裏技を使ってみてくださいね。


5人5泊の合計額

例えば先程の引用画像の「ノボテル ミュンヘンシティ」(中級グループのホテル)に5泊した場合の合計額を計算します。
1泊24521円ですので、24521円×5泊=約12万円(5人家族、5泊の合計)になります。

宿泊費を抑える裏技 その1

さて、本題です。

裏技その1では、中級ホテルや高級ホテルの宿泊費を約半額にする技をお伝えします。

半額というのは、つまり、2室に分かれずに一室に5人泊まるということです。

私の経験上、除外グループのホテルよりも中級グループのホテル、中級グループよりも上級グループのほうが、この裏技の成功率が高いです。

話せば長くなってしまうので、具体的な手法についてはこちらの記事をご覧ください。


裏技1を使って中級グループのホテルに4泊した場合の費用を具体的に計算してみましょう。
先程の計算にも出てきた「ノボテル ミュンヘンシティ」というホテルに4泊したと仮定して計算します。


(ホテル公式サイトより画像引用)

※画像には定員4名と記載されていますが、裏技を使って残りの1名は添い寝にしているので、問題ありません。

11641円×4泊=約47000円(5人家族、4泊合計)

比較しやすいように5泊合計も計算しましょう。
11641円×5泊=約58000円(5人家族、5泊合計)

先程計算した、裏技を使わないバージョンのほうの合計額を思い出してください。約12万円でしたね。

裏技1を使ったことにより、半額以下になりました!(約12万円→約58000円)

裏技1だけでも、既に6万円以上コストカットできました!


宿泊費を抑える裏技 その2

裏技その2では、高級グループのホテルを1泊無料にする技をお伝えします。

この裏技には、スターウッドプリファードゲストアメリカンエクスプレスカード(通称spgアメックス)というクレジットカードを持つ必要があります。
このカードを持っているだけで、ウェスティンやシェラトン、マリオット、リッツカールトンなど、国内外の高級ホテルに毎年1泊無料のペア宿泊特典がもらえるのです(毎年更新時)。
(ペアということは、5人家族にとってはあと3人分足りませんが、ここでも裏技1を駆使すれば5人無料で泊まれます!)

例えば、私はお気に入りのウェスティンに毎年宿泊しています。
夫婦ペアで1泊10万円近くする高級ホテルですが、無料宿泊特典のおかげでタダで泊まれます。
しかも、運が良ければ部屋のアップグレードもしてもらえます。

ただし、このクレジットカードを保有するには34100円もの年会費がかかります。
この記事の冒頭で、「最も少ない犠牲で」と言いましたが、実はこの裏技2だけは、年会費という犠牲を伴います。

年会費34100円なんて払いたくない!という人は、残念ながら裏技2は使えません。
ただ、このカード、年会費は高いですが、本当にお得なカードなんです。

5人家族の海外旅行でお金がたくさん必要になるのは、ホテル代だけではありません。
海外旅行保険も5人分、ホテルの朝食代も5人分、航空券代も5人分です。
詳しくは別記事で取り上げますが、とにかくこのカードは、それらを全てお得にしてくれるのです。

※このカードを1枚持っていれば、家族全員分の海外旅行保険がついてきます。
それだけでも、1万円くらいお得です。

※6歳以下の子供達のホテルの朝食代が無料になります(日本を含む、アジアパシフィックの対象ホテルのみ)。
朝食代は一般的に、子供3人1泊合計で3000円くらいかかります。それが無料になるのです。

※ANAやJALを含む様々な航空会社のマイレージに高還元率で移行することもできます。
移行手数料もかかりません。
ポイントは実質無期限のため、マイレージの有効期限を気にせずにポイントをためて、無料の特典航空券をゲットできます。
親2人分の特典航空券をゲットできれば、ドイツ往復の航空券代30万円弱もお得になります。

※ここには書ききれませんが、他にもまだまだお得な特典があります。

話を裏技その2に戻しましょう。
裏技その1で、5人の4泊合計が約47000円になりましたよね。
そしてこの裏技その2で、もう1泊が無料になります。

これで合計5泊、5人合わせて約47000円です!

裏技その1と裏技その2を駆使した結果、裏技を使わないバージョンよりも、約73000円もコストカットできました!
しかも、そのうちの1泊は高級グループのホテルです!
(裏技2の年会費をどうしても払いたくない人は、先程計算した通り、約6万円のコストカットになります)


宿泊費を抑える裏技 番外編

番外編では、ユースホステルと民泊を利用します。

ユースホステル

特にこれといった裏技はありませんが、ドイツにはユースホステルがたくさんあり、ホテルよりも駅に近かったり、小綺麗で快適だったり、一室を自分達家族だけで占領できるプライベートルームがあったりすることが多々あります。

他の国だと、そんなにユースホステルの数が多くなくて、選択肢が限られることがあります。
そのような国の場合、1人旅のバックパッカーなら1泊4000円くらいのユースホステルに泊まって安く済ませられますが、5人家族となると、4000×5人で2万円もかかってしまいます
2万円もかかるなら裏技1を使って中級グループのホテルに泊まるほうが断然安いことになります。

しかしドイツならユースホステルの選択肢が豊富なため、1人1泊2000円で快適に過ごせるユースホステルが星の数ほどあります。
それなら5人分払っても合計1万円なので、「5泊で5万円以下」が実現できます。


裏技1や2が成功しなかった場合や、世界中のバックパッカー達との出会いを楽しみたい人は、ドイツなら是非ユースホステルも視野に入れてみてください!

民泊

こちらも特に裏技ではありませんが、今の時代、airbnbで検索すればいくらでも民泊がヒットしますよね。
民泊なら、いかにもドイツらしい一般家庭で現地体験ができて、ホテルよりもずっと広くて何部屋もあって、広いお庭も付いて、1泊5人で1万円!という施設もよくあります。
その分、駅からものすごく遠かったりもしますが、小さな子供達にとっては、ホテルよりそっちのほうが楽しいかもしれませんね。

他にも、農場にステイしながら牛や羊のお世話をさせてもらえるファームステイとかもドイツにはありますよ。
動物達の鳴き声で目覚めるなんてステキですね。

裏技1と2が成功しなかった人や、ホテルとは全く違う特別な体験をしたい人は、民泊も探してみてください。


5人家族で南ドイツ旅行!準備編
5人家族の海外旅行でかかる費用!南ドイツの旅
5人家族の宿泊費、5泊で5万円以内に抑える裏技!
 ↑今ここ
海外旅行保険代、家族5人で0円!

以下、随時執筆予定です。
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